高原内を赤や黄に染め、訪れる人々を笑顔にさせた紅葉も終わりを迎えた乗鞍高原。見上げると、丸裸になった木々の間から空が広く見えるようになりました。
つい先日初雪が積もり、冬の訪れを感じるこの時期ならではの楽しみ方をご紹介します。
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野鳥観察
乗鞍高原には様々な種類の野鳥が暮らしています。この時期は、これまで木々の葉で隠れていた野鳥たちが枝から枝へと飛ぶ様子がよく見えますよ。シラカンバやミズナラの多い明るい林では、カケスやコガラといった野鳥を多く観察できます。
▼おすすめの持ち物
・双眼鏡
・バードコール
バードコールは、木片に穴を開けてボルトをねじこんだものです。ボルトを回すと「キュッキュッ」とかわいい鳥の鳴き声のように音が鳴り、鳥と会話ができるアウトドアグッズとして人気です。
乗鞍高原観光センター向かいにあるトレイルヘッドには、バードコールが入ったガチャガチャを設置しています。一回500円で、集まったお金は寄付金として高原内のトレイル整備に利用されています。
鳥との会話を楽しみながらする散策は、新鮮で思わぬ発見があるかもしれませんね。
温泉
1日を通して冷え込んできたこの時期に、外せない乗鞍高原の楽しみが「温泉」。乗鞍高原には3種類の源泉があり、お宿によって異なる泉質を味わえます。
観光センターの向かいにある「湯けむり館」は、内湯外湯ともに乗鞍岳が見渡せる、開放感いっぱいの明るい温泉施設。武田信玄によって開拓された大樋銀山から自然湧出した乳白色の温泉は、心も体も癒してくれます。
ほかにも、乗鞍高原には日帰り温泉を楽しんでいただけるお宿があります。ご利用の際は事前に各お宿にご確認ください。
▼ 「湯けむり館」 ▼
▼ 日帰り温泉情報 ▼
▼▼ 乗鞍高原のイベント情報はこちらから ▼▼
鳥の鳴き声や風の音、静寂に包まれる森の中での散策や、今年の秋に採れたばかりの新そば、乗鞍岳を眺めながら浸かる温泉。冬が訪れた乗鞍高原を、五感を通して楽しんでみてはいかがでしょうか?
NORIKURA TIMESは、乗鞍観光協会宣伝部のブログチームが2週間に1度のペースで更新しています。乗鞍のことが大好きなメンバーが持ち回りで記事を担当し、メンバーがおすすめする乗鞍高原の旬な情報をお届けしています。今回は日野が担当しました。次回もどうぞお楽しみに!