乗鞍高原について

アルパインビレッジ乗鞍高原のロゴ

おかえり。自然にかえる場所へ。

乗鞍高原は、北アルプスの南端にあり、中部山岳国立公園に位置します。標高3026mの乗鞍岳の裾野(標高1200m~1800m付近)に広がる山岳地にありながら、古くから人々の生活が営まれる「住む」アルプスです。

❶ 山暮らしのお裾分け

乗鞍高原は、北アルプスの南端にあり、中部山岳国立公園に位置します。標高3026mの乗鞍岳の裾野(標高1200m~1800m付近)に広がる山岳地にありながら、古くから人々の生活が営まれる「住む」アルプスです。

歴史を遡ると、縄文時代の生活跡が残り、山岳信仰の霊所として歴史書にもその名を刻む乗鞍。杣人暮らしの時代を経て、山岳観光地へ……。いつの時代にあっても、乗鞍岳の裾野に広がる大地の恵みに生かされながら、人々の暮らしが営まれています。ここは山の恵みを様々な形で受け取れる場所。「Alpine Village 乗鞍高原」へ、ようこそ!

❷ 満天の星空

標高1200m~1800mに広がる乗鞍高原は、街の光が届かない絶好の星空観察の場所です。いつもは目に見えない星々が、ここでは一つ一つ輝きを放って夜空を照らします。

春夏秋冬を通し、乗鞍高原では数えきれないたくさんの星を夜空に眺めることができます。運が良ければ、肉眼で天の川を見られる日も。月の光がない新月の日は、なおさらで、流れ星を見つけることも難しくありません。

❸ 心と体を整える「のりくら温泉郷」

乗鞍高原は3種類の源泉をもち、「のりくら温泉郷」として地域内で合わせて約67もの民宿や旅館、ペンション、日帰り入浴施設「湯けむり館」などに引湯されています。

一日のはじまりに、またはアクティビティの後に。温泉につかる時間をもつことで多くの人が感じるのは、疲れが癒され、気持ちがリフレッシュされ、力がみなぎってくること。それだけでなく、一度訪れたらまた足を運び、ここに身を置いて、何度でも味わいたくなる魅力が、のりくら温泉郷にはあるようです。

❹ 思い思いに楽しめるトレイル

乗鞍高原には、自然を楽しむトレイルがたくさんあります。トレッキングやMTBなど、トレイルを楽しむ方法もいろいろ。それぞれのテンポやレベル、タイミングに合わせて思い思いに楽しむことができます。

トレッキングなら、手つかずの森の雰囲気を感じられるルートや、滝へと向かいながら森林浴を楽しめるルートなど。また多彩なルートをつなげることもできます。MTBのライディングも様々なスタイルで楽しめます。自然の中を爽快に駆け抜けて、乗鞍の風をたっぷり浴びてみてはいかがでしょう。

❺ 彩り豊かな紅葉

紅葉の時期は、一年の中で乗鞍高原が一番カラフルになります。9月中旬に乗鞍岳の山頂付近から始まり、次第に山肌を駆け下りてくる乗鞍の紅葉は、11月上旬までの2か月半の間、楽しめます。しばらく滞在して紅葉の移り行く姿をあちこちで味わってみる、そんな滞在もいいですね。

山頂付近では、広大な緑のハイマツの海に点在する赤いナナカマドや黄色のダケカンバが美しい彩りを魅せてくれます。高原付近の紅葉は、広葉樹の燃えるような彩りだけでなく、ミズナラやシラカバの黄葉も秋色を深めてくれます。一の瀬のオオカエデもまた人気のスポットです。

❻ パウダースノー

乗鞍高原は、本州の内陸に位置し、乾燥した気候のおかげで上質な雪が降り積もります。特に1月下旬から2月中旬は、まるでフェザーのようなパウダースノーが降り、知る人ぞ知る極上の雪質なのです。そんな最上級の雪質に恵まれる「Mt.乗鞍スノーリゾート」は、ゆとりのあるゲレンデであることも大きな魅力。 また、乗鞍岳の広大なエリアには、山岳スキーヤーや冬山登山者を魅了するフィールドが広がっています。

高原内では、スノーシューやクロスカントリースキーなどを使って、氷瀑見学や森の散策など、ふわっふわの雪を踏みしめながら、マイペースに乗鞍の雪景色を楽しめます。

ゲレンデ以外にも冬の乗鞍を楽しむ方法はたくさん!
「マイペースに楽しむ雪景色。」を読む

❼ 乗鞍岳がつくる自然景観

乗鞍岳は、富士山・御嶽山に次ぐ高さのある火山で、100万年以上も前から噴火を繰り返していました。現在の乗鞍岳の山容が形成されたのは約9000年前。火山としては比較的新しいことから、女性的でなだらかな山容が魅力です。「乗鞍岳」というのは23の峰々の総称で、その中でも最高峰の剣ヶ峰の標高は3026mあります。山頂付近には火口湖や堰止湖があり、火山独特の景観が見られます。

乗鞍高原は、乗鞍岳の東麓に溶岩流が広がった溶岩台地。三本滝・善五郎の滝・番所大滝の乗鞍三滝をはじめ、牛留池や一の瀬の草原など、乗鞍岳を源にする豊かな自然景観が形作られ、春夏秋冬それぞれの姿を楽しめます。

登山初心者にも、経験者の足慣らしにも。
「3000m級の天空の世界へ」を読む

❽ ノイズレス

乗鞍好きの方に、「乗鞍のどんなところが好きですか?」と尋ねると、「静けさ」「何も(余計なものが)ないところ」という答えが返ってきます。一歩外に出てみると、鳥の声、木々が風に揺れる音、水がさらさらと流れる音しか聞こえない、そんなノイズレスな空間が広がっているのが乗鞍高原の大きな魅力と言えます。

中部山岳国立公園にあるこの地域には、人工的な騒音や建造物が少ない代わりに、自然と調和のとれた環境が大事にされています。そのため、じっくりと自然に向き合う時間を持つことができるのです。