NORIKURA TIMES 10月(晩秋編)

先日、今シーズン初めての冠雪をした乗鞍岳。乗鞍高原内では紅葉の色づきが進み、天気が良い日は三段紅葉も見られるようになりました。ひんやりとした秋風とともに、ほんのり冬の気配も感じ始めた乗鞍高原の、旬の情報をお届けいたします。

①乗鞍 散策情報
 ー 一の瀬
 ー 見晴岩
②イベント情報
③お知らせ

❶ 乗鞍 散策情報

◆一の瀬

赤や黄色に色づいた美しい木々とともに、雪化粧をした乗鞍岳を見られる一の瀬。例年、まいめの池やオオカエデは10月2週目〜3週目に紅葉のピークを迎えます。広い空、雄大な山、色鮮やかな紅葉を見られるのは一の瀬ならでは。

また、朝晩の気温が冷え込む10月下旬には、霜が降り、池に氷が張り始めます。朝の一の瀬では、霜が付いた草花に朝日があたり、キラキラと輝くひと時をご覧いただくことができます。この時期でしか味わえない、一の瀬の景色をお楽しみください。

◆見晴岩

例年10月下旬〜11月上旬にはカラマツが黄葉します。色づいたカラマツ林の中を歩くことができる見晴岩へのトレイルは、この時期の散策にぴったり。見晴岩からは、乗鞍高原や中央アルプスの山々を一望できます。黄葉の中のハイキングを楽しんだ後、見晴岩の上で、持参したおにぎりやパンを食べながら絶景を楽しむ時間は格別です。

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▼ 乗鞍の秋のシンボル ▼
「オオカエデの紅葉」

▼ 乗鞍高原内の紅葉の見どころ ▼
「高原の紅葉」

❷ イベント情報

◆ガイドウォーク・散策ウォーク

乗鞍高原の散策スポットを自然保護センタースタッフが解説・ご案内するイベントです。
秋を感じながら散策してみてはいかがでしょうか。
集合場所などの詳細は画像をご確認ください。

(1)ガイドウォーク(1時間)

一の瀬:10月21日(土)14:00~
参加費500円 中学生以下300円 定員8名

(2)秋の一ノ瀬散策ウォーク

10月18日(水)、22日 9:30~11:30
参加費 大人1000円 中学生以下500円 定員8名

(3)ゆっくりと楽しむ自然散策

10月25日(水)、29日(日) 9:30~11:00
参加費 大人400円 中学生以下200円 定員8名

事前予約制のため、お申し込みは下記の電話番号までご連絡ください。
お申込み期限:(1)は当日の開始前30分前、(2)(3)は前日17:00
乗鞍自然保護センター 0263-93-2045

OPEN 9:00~17:00(電話は8:30~)水曜休館
主催 一般社団法人信州・乗鞍グリーンツーリズム

◆乗鞍高原 バードコール制作&トレラン体験ツアー

ゼロカーボンパーク第1号の自然豊かな乗鞍高原で、人々と自然が共生してきた文化や歴史を感じながら、 大人も子どもも一緒になって地球を楽しむ。都会では体験出来ない遊びを通して、自分の日常を少し見直してみる。そんなきっかけになるような楽しいツアーを開催します。
午前中はバードコール制作、午後はトレイルランニングと、一日でたっぷりお楽しみいただけます。
トレイルランニングは、約11kmの初級者トレイルを、トレイルランの楽しみ方、ランニングの効率アップのレクチャーを受けながら走ることができます。

参加をご希望の場合、以下のフォームからお申し込み下さい。

日時:10月29日(日)9:00〜15:30
集合場所:乗鞍高原 一の瀬 Cafe & Gallary KURUMu前
参加費:無料
 ※ツアー終了後にアンケートなどご協力いただくことがあります。

▼スケジュール
9:00〜11:30 バードコール製作ワークショップ 
11:30〜12:00 お昼ご飯(お弁当は運営側で提供いたします)
12:00〜14:30 トレイルラン
14:30 トレイルラン終了
・温泉の宿RaichoにてBUDOポップアップ
・ゆけむり館 or 温泉の宿Raichoの温泉に入浴
15:30 解散予定

▼ゲストランナー
佃直樹
口角を上げて走る系トレイルランナー
どんなフィールドであろうが笑って駆ける、陽気なランナーです。
2022 信越五岳トレイルランニングレース7位
2022 doi inthanon by UTMB 21位
2023 UTMB final 253位

❸ お知らせ

◆乗鞍高原一の瀬の拠点再整備 クラウドファンディング

中部山岳国立公園・乗鞍高原の中心として賑わっていた一の瀬の拠点として、現在休業中の食堂「座望庵」を改修し、新たなカフェとして復活させるプロジェクトが動いています。
豊かな自然環境を多くの方に楽しんでもらえる拠点にできればと思いますので、是非皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

クラウドファンディング募集期間:2023年11月30日 23:59まで

詳細はこちら:https://camp-fire.jp/projects/view/661959?utm_campaign=cp_po_share_mypage_projects_show

◆乗鞍岳シャトルバスの運行について

乗鞍山頂「畳平バスターミナル」まで運行する乗鞍岳シャトルバスは、10月16日より運行ダイヤがEダイヤとなり、1日6往復、乗鞍観光センターからの始発は土休日7時、平日8時となります(晴れの日の場合。雨の日はFダイヤ)。

詳しくは以下の時刻表をご確認ください。
アルピコ交通社:https://www.alpico.co.jp/traffic/local/kamikochi/echoline/

なお、積雪や路面凍結によりシャトルバスが運休になる可能性がありますので、事前に以下のページより運行情報をご確認ください。
アルピコ交通社:https://www.alpico.co.jp/traffic/trafficinfo/kamikochi/

◆マウンテンバイクやe-Bikeで乗鞍高原を満喫してみませんか?

心地よい秋の空気が漂う乗鞍高原は、マウンテンバイクのトレイルライドやサイクリングにぴったり。

乗鞍高原には、マウンテンバイク初心者の方から経験者の方までお楽しみいただけるトレイル、「Norikura Community Mountain bike Trails (NCMT)」があります。白樺林を縫い、草原を抜け、尾根を走り抜ける、乗鞍だからこその表情豊かなトレイルを楽しみませんか?

なお、初めてマウンテンバイクでトレイル(山道)を走る方は、ガイドツアーへのご参加がおすすめです。

▼Norikura Community Mountain bike Trails (NCMT)
https://trail.norikura.gr.jp/ncmt/

▼初めてマウンテンバイクへ挑戦される方へ
https://trail.norikura.gr.jp/beginner-mountainbike/

▼マウンテンバイクガイドツアーお問い合わせ先:NORTHSTAR
https://ridenorthstar.com/activities/bike/

また、乗鞍高原内には、マウンテンバイクのトレイルだけでなく、舗装されたサイクリングロードもあります。電動アシスト付きe-Bikeレンタルで、赤や黄色に染まった高原を堪能しませんか?

Bike
Specialized Vado SL4.0
スペシャライズドブランドの電動アシスト自転車
ロードバイクと MTB バイクの中間的な存在であるクロスバイクで、重さは何と 15 ㎏の超軽量タイプをご用意しております。

貸出場所:乗鞍観光センター
松本市安曇乗鞍高原 4306-5

ご予約:下記予約サイトからお願いいたします。
https://norikura.urkt.in/ja/direct/offices/2445/courses

お問い合わせ:のりくら高原観光案内所 TEL:0263-93-2147
〒390-1520 松本市安曇乗鞍高原 4306-5 
営業時間:10:00~16:00
貸出時間:9:00~15:30
営業日はカレンダーをご覧ください。(10月は毎日営業)
https://norikura.gr.jp/content/norikura-kanko-annaisho/

◆Blue Resort 乗鞍 23-24シーズン券、発売中

ご購入方法は、Go NAGANOスマートパスより、デジタルシーズン券をご購入して頂く流れとなります。
詳細は下記をご覧ください。
https://www.brnorikura.jp/news/78/

◆mymizu(マイボトル持参の給水情報)

アクティビティが盛んでゼロカーボンパークに認定されている乗鞍高原ではマイボトル持参を推奨しております。
日本全国の無料給水スポットが探せるアプリ「mymizu」で検索すると、給水スポットがご確認いただけます。
また、アプリに掲載のない施設でも給水していただける場合がありますので、是非お気軽にお声がけください。

mymizu 公式サイト:https://www.mymizu.co/

◆熊の出没について

乗鞍岳畳平周辺やエコーライン沿いで熊の出没が続いています。
下記の点に注意して登山や自転車等をお楽しみください。

・熊鈴を携帯する。
・熊に出会ったら騒がず、大声を出さず静かにゆっくりと後退する。
・クマを刺激せず冷静に行動する。
・写真や動画を撮らない。


だんだんと紅葉が深まり、一日ごとに景色が変わってゆく乗鞍高原。朝晩は氷点下近くまで冷え込みますが、その分、澄みきった空気が心地よい季節でもあります。乗鞍高原へ滞在中、日を変えて同じ場所へ、または様々な場所へ足を運び、移ろいゆく秋の景色をお楽しみください。