#15 乗鞍高原へ訪れる前に知っておきたいこと

乗鞍高原を旅の目的地として選んだら、実際に訪れる前にぜひ知っておきたいことがあります。高地に適した服装や必要な装備のこと、乗鞍のフィールドで何ができるのか、更には乗鞍の歴史など、事前に知っておくと安心で、滞在の楽しみがぐんと広がるポイントをまとめてみました。                                 

❶ 乗鞍高原に適切な服装は?

乗鞍高原は標高1200m~1800m、畳平~乗鞍岳に出かけると標高は3000m前後になります。標高が100m上がると気温は約0.6℃下がると言われており、平地とはだいぶ気温が異なります。滞在を十分に楽しむため、事前の「服装選び」は肝心。高原内のトレッキングに加え、ご来光や乗鞍岳登山など高山帯へと出かけるのなら尚更、防寒着や雨具など登山装備は必須です。

服装選びのおおまかな参考までに、月ごとの平均気温についてご紹介します。年によっては平均から大きくずれることもあります。訪れる前には気象予報を改めて確認し、滞在期間中に想定される気温を把握して、しっかりとした服装の準備をしたいですね。

※本ページ記載の気象データは、国土交通省が公開している国土数値情報をもとに推定を行ったものであり、現在の気象情報を示すものではありません。ご来訪の際は必ず「てんきとくらす」「山の天気予報 ヤマテン」などの気象予報をご確認の上お出かけください。

❷ 乗鞍を楽しむために必要な装備は?

服装と共に大切なのは、靴や雨具、リュックサック、帽子など、トレッキングや散策を楽しむための装備品です。グリーンシーズンに乗鞍高原を軽めに散策する際も、できれば登山靴があると、高原内の多様なトレイルを快適に歩けます。また、乗鞍岳登山を考えているのなら、くるぶしを守る登山靴は必須。急な天気の変化にも対応できるよう、上下セパレートタイプの雨具も忘れずに持参しましょう。

ホワイトシーズンに乗鞍高原を散策したり雪遊びするのなら、スノーブーツがあると安心です。雪原をもっと散策したい方は、スノーブーツ(防水性のある登山靴でも可)の上から履くスノーシューを高原内でレンタルすると、行動範囲がぐんと広がります。

アウトドアの聖地 乗鞍でできること

乗鞍高原は四季を通じて様々なアウトドアを楽しめます。グリーンシーズンには、トレッキング・ サイクリング・アスレチック・キャンプ・植物観察など。ホワイトシーズンには、スキー・スノーボードなどウィンタースポーツやスノーハイク・雪遊びなど。また季節ごとの植物や景色、自然の造形など、カメラ好きの方はもちろん、カメラ好きでなくても思わず撮りたくなる被写体がたくさんあります。

乗鞍での滞在計画の中身が決まっている方も、そうでない方も、ここでどんなことができるのかを知って、旅の選択肢を広げてみてはいかがでしょう。ワクワクする体験が手招きして待っています。

乗鞍ならではの山遊びに夢中!

「アウトドア」について詳しくは

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乗鞍高原の歴史

乗鞍高原に訪れる前に、この土地の歴史やそのストーリーに触れると、滞在中の楽しみが広がり、旅の味わいが深まります。山岳地の厳しい環境にありながら、縄文時代から現在まで、山の恵みを享受しながら人々が暮らし続ける乗鞍高原。そこには、脈々と暮らしの中に受け継がれてきた知恵と工夫が息づいています。

❺ ゼロカーボンパーク認定第1号

中部山岳国立公園南部地域に位置する乗鞍高原は2021年3月、環境省が推進する「ゼロカーボンパーク」の認定第1号となりました。全国の先駆けとして今後の動向が注目されています。

※ゼロカーボンパークとは、国立公園における電気自動車等の活用、国立公園に立地する利用施設における再生可能エネルギーの活用、地産地消等の取組を進めることで、国立公園の脱炭素化を目指すとともに、脱プラスチックも含めてサステナブルな観光地づくりを実現していくエリアのこと。(環境省HPより)

乗鞍高原は、この地を訪れてくださる方に持続可能なライフスタイルを体験して頂く場となるよう、具体的な地域ビジョン「のりくらミライズ」を掲げて取り組んでいます。のりくらへお越しの際は、マイボトルを持参するなど、滞在中に触れるこの地域のサステナブルな取組みを通し、未来へつながる地域づくりにご理解ご協力いただけたら幸いです。

のりくら高原ミライズとは?

「のりくら高原ミライズ始まる」を読む。

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❻ クマの生息地であること

乗鞍高原は豊かな自然環境に恵まれており、特別天然記念物のニホンカモシカなど様々な野生動物の住処になっています。また、ここはツキノワグマの生息地でもあり、高原内でも度々目撃されています。ツキノワグマは、豊かな森を支える大型動物として重要な役割を担っていることから、地元ではクマとの共存を目指す環境整備に取り組んでいます。

そうは言っても、いつクマと遭遇するかは分かりません。コース内に熊よけの鈴が設置されている箇所もありますが、散策の際は熊鈴などを携帯して、自身の存在を知らせる工夫を。もしも遭遇してしまった場合は、落ち着いた行動をとりましょう。

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