NORIKURA TIMES (初冬ならではの楽しみ編)

乗鞍高原では朝晩の気温が氷点下に達するようになり、乗鞍岳の冠雪が美しい季節を迎えています。
今回は、冬本番を目前にした乗鞍ならではの衣食住をご紹介します。

NORIKURA TIMES (初冬ならではの楽しみ編)

① 新そば&蕎麦湯

乗鞍高原のお蕎麦屋さんでは、ただいま新蕎麦の季節真っ只中
乗鞍高原で栽培されている在来種「番所そば」を使用した、とっても香り高いお蕎麦です。
今しか味わえない新蕎麦を、是非乗鞍高原で堪能してみてください。
暖かい店内で冷たいもり蕎麦をいただくのはとびっきりの贅沢ですよ。
また、乗鞍高原やお隣の奈川で食べられる温かい「とうじ蕎麦」もこれからの時期におすすめです。

そして、この時期にお蕎麦とセットで楽しんでいただきたいのが「蕎麦湯」。
乗鞍の方言で「茹でる」は「うでる」と言い、蕎麦湯は「うで湯」と呼ばれます。
乗鞍高原にある「そば処 中之屋」さんでお話を聞いたところ、
蕎麦湯は、お蕎麦に含まれるたんぱく質などの栄養素が溶け出していて栄養満点。
元々お蕎麦が食べられていた山間部は貧しい地域であり、栄養を余すことなく摂取するために蕎麦湯が飲まれていたそう。

また、「蕎麦つゆにもこだわっているので、蕎麦湯と合わせることで最後まで楽しんでほしい」とのこと。
中之屋さんの蕎麦つゆは、かえしを作るのに3か月もかけるこだわりっぷり。
乗鞍高原にあるお蕎麦屋さんもお店によってつゆに特徴があるので、のんびりお蕎麦巡りをしてみるのもおすすめです。

温かい蕎麦湯を飲むと身体がじんわりと温まってほっと安らぎ、寒くなるこれからの時期にぴったりです。
昔からの知恵が詰め込まれた、心にも身体にも優しい蕎麦湯を新蕎麦とともに是非楽しんでみてくださいね。

② 乗鞍高原の冬支度

ついに朝晩の気温が氷点下に達するようになった乗鞍高原。冬本番に向けて、各家庭では冬支度が始まっています。

薪割り

薪ストーブを点け始める家庭も増え、着々と薪割りが進められています。
薪割りのコツは、腕ではなく腰を上手く使うことなんだとか。
2023年に松本に移住し、今年が2度目の冬である私には、まだコツは掴み切れていませんが…(笑)
自分で割った薪をストーブにくべたり、焚火をしてみんなで火を囲むのは冬ならではの心安らぐ時間です。

クリスマスリース作り

市販のリースも素敵ですが、自分たちで作ってみるのも乗鞍ならでは。
庭木の剪定で出た枝葉を活用したり、家の周りを散歩して自然界にあるものを拾ってみる。
そして素材を組み合わせて自分だけのリースを作るのも、ワクワクする時間です。
長く厳しい冬だからこそ、一つ一つを楽しむ工夫とマインドが大切なのだと改めて感じます。

<乗鞍の住民の方が作ったリース>

木の実をついばみに来る野鳥たちのために、自然素材で作られたリース。

丸形ではなくスワッグタイプのリース。枝を束ねるだけなのでお手軽。

③ スキー場情報

今年度の乗鞍高原のスキー場「Mt.乗鞍スノーリゾート」は、2024年12月21日(土)にオープン予定です!
「Mt.乗鞍スノーリゾート」は2024年10月にスキー場の経営会社より継続困難の宣言を受け、地元で経営を引き継ぎ再出発することが決まりました。
そして地域経営で家族、若者が楽しめるスキー場として生まれ変わらせるべく、今回クラウドファンディングを立ち上げることになりました。(クラウドファンディング開始時期は調整中)
目標金額は1800万円で、ご支援の金額に応じたリターンも予定しています。
地域経営ならではの愛されるスキー場にするために、皆様ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

また、今シーズンより「Mt.乗鞍スノーリゾート」では18歳以下リフト券無料!
キッズパークもありますので、是非ご家族皆さんで訪れてみてくださいね。

シーズン券は現在販売中です。詳しくは以下のサイトからご覧ください。

▼シーズン券情報▼
https://www.brnorikura.jp/news/78/

▼リフト券の料金・定休日情報▼
https://www.brnorikura.jp/news/90/


NORIKURA TIMESは、乗鞍観光協会宣伝部のブログチームが2週間に一度のペースで更新しています。乗鞍のことが大好きなメンバーが持ち回りで記事を担当し、メンバーがおすすめする乗鞍高原の旬な情報をお届けしています。今回は鈴木朋佳が担当しました。
次回もどうぞお楽しみに!