NORIKURA TIMES (秋の終わり編)

乗鞍高原では秋が深まり、紅葉の景色が一日ごとに変わりゆく季節を迎えています。晩秋の高原で、自然の移ろいを感じながら過ごすための楽しみ方をご紹介します。

① 紅葉のフィナーレ

晩秋の乗鞍高原では、モミジや白樺などの広葉樹がピークを過ぎた後、最後にカラマツが黄色に染まって山全体を覆います。このカラマツの黄葉が一面に広がる様子は、まるで黄金色の絨毯のよう。松科の針葉樹としては珍しく、秋に黄葉して落葉するカラマツの姿が、高原に心温まる静かな黄昏の雰囲気を漂わせます。落葉が進んで空がより近くなった、穏やかで落ち着いた森の中をのんびり歩くのもおすすめです。

そんな晩秋の高原内を、ハイキングやサイクリング、マウンテンバイクで巡るのも格別。冷えた体を温める温泉もあり、11月の乗鞍高原はまだまだ楽しむことができます。

② 新そばを味わう

例年11月上旬から、乗鞍高原のおそば屋さんでは香り高い新そばが登場します。ここで味わえるのは、乗鞍高原で栽培されている在来種「番所そば」という貴重なそばです。このそばは、厳しい高原の環境と朝晩の寒暖差の中で育つため、粒が小さいものの味がぎゅっと濃縮されており、香ばしさと深い風味が楽しめます。

収穫から1〜2ヶ月の新そばは、格別の香りと風味が特徴。まずは、冷たいもりそばで、そのままのそばの香りを楽しむのがおすすめです。また、温かいかけそばにして、じっくりと美味しいお出汁と一緒にいただき、ほっとする味わいを楽しむのも良いでしょう。

さらに、「番所そば」は収穫量が少なく貴重ですので、ぜひこの時期に味わってみてください。おそば屋さんごとに異なるそばや出汁の味わいを楽しみながら、のんびりと乗鞍高原のおそば屋さん巡りをするのもおすすめです。

③ イベント情報

●【10月5日(土)〜 11月10日(日)】紅葉フォトコンテスト

一の瀬草原を舞台に、フォトコンテストを開催中です。応募期間は10月5日(土)〜11月10日(日)。テーマは「未来に残したい一の瀬草原の紅葉風景」。紅葉散策を楽しみながら、ぜひ奮ってご応募ください♩

詳細:https://trail.norikura.gr.jp/autumn-leaves-photo/

●【2024年11月3日(日)4日(祝月)】秋の三本滝で一緒に登山道整備をしませんか?『みんなで守ろう乗鞍の自然』vol.1 開催!

乗鞍高原の豊かな大自然を次の世代に引き継いでゆくため、生態系を育んでいる自然を守ることを目的とした2日間の登山道整備イベントを開催します。
(定員となりました)

詳細:https://norikura.gr.jp/content/20241001/

●【2024年11月16日(土)】地酒フェスタ2024

長野県内から集めた時酒を飲んで語って味わって!そして地の物を使った料理に舌鼓♪
地酒好きが乗鞍高原に集まる晩秋の人気イベントです!
(定員残りわずかです)

詳細:https://norikura.gr.jp/content/jisake-festa/


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NORIKURA TIMESは、乗鞍観光協会宣伝部のブログチームが2週間に一度のペースで更新しています。乗鞍のことが大好きなメンバーが持ち回りで記事を担当し、メンバーがおすすめする乗鞍高原の旬な情報をお届けしています。今回は山本が担当しました。
次回もどうぞお楽しみに!