標高約1600mにある針葉樹の森。古来より人が住んでいた乗鞍高原の中でも、手つかずのまま残された太古の森の雰囲気を味わえる空間です。雪融けと共に小さな花々がひっそりと咲く静かな森。7月上旬に咲く腐生植物「ギンリョウソウ」観賞を目当てに、散策する方もいらっしゃいます。
Info
のりくら高原観光案内所(コース説明、遊歩道の状況など)
- 〒390-1520 長野県松本市安曇4306-5
- ☎ 0263-93-2147
- 営業期間 通年
- 定休日 火曜日 水曜日 (7/16~10/31まで無休)
- 営業時間 9:00〜16:00
- 最寄りのバス停 観光センター前バス停
乗鞍自然保護センター(自然関連について)
- 〒390-1520 長野県松本市安曇4306-5
- ☎ 0263-93-2045
- HP www.go.tvm.ne.jp/~norikura-vc/
- 電話対応時間 9:00~17:00
- 営業期間 4月15日~11月15日
- 休館日 水曜日 ただし休日の場合は営業、GW・7月中旬から8月中旬は無休
説明
見どころ
「コメツガ」や「シラビソ」が生い茂る林床では、僅かな木漏れ日でも生育できるササやシダ類が見られます。自然の倒木が生み出す空間によって若木が育つ「倒木更新」などの現象も観察できます。
県道への出口付近には、「シナノキ」の巨木が森の主のような貫禄ある姿で鎮座しています。神秘的な森の空間からパワーを貰えるかも・・・。
足元には、雪融け後から「ゴゼンタチバナ」「マイヅルソウ」などの花が咲きますので、途中のベンチで休憩しながら、ゆっくりとした時間を過ごしましょう。
歩き方のポイント
休暇村より牛留池を周回する木道を歩き「原生林の小径」へ。清々しい森を歩くと、20分ほどで県道に出ます。県道を右手に進み、休暇村へ戻ると1時間弱の散策になります。
県道を渡り更に上に続く道を進めば、「東大ヒュッテ」や「子リスの径」「三本滝」へと続くトレッキングコースになります。
積雪期にはスノーシューなどで歩く体験も魅力的です。
4〜5月の春先には、残雪による踏み抜き・転倒・捻挫などにご注意ください。
※原生林の小径には、樹の幹に番号札が掲示されています。1〜40番の札を目安に歩けば、迷うこともないでしょう。
- 観光期間 一年を通じて通行可能。
但し、積雪期はスノーシューなどの装備が必要となる場合もあります。 - 最寄りのバス停 休暇村バス停より徒歩
- マイカーでの移動 観光センターよりエコーラインを約10分走ると休暇村があり、向い側の駐車場が利用可能。
- 駐車場 55台(無料)