原生林の森

標高約1600mにある針葉樹の森。古来より人が住んでいた乗鞍高原の中でも、手つかずのまま残された太古の森の雰囲気を味わえる空間です。雪融けと共に小さな花々がひっそりと咲く静かな森。7月上旬に咲く腐生植物「ギンリョウソウ」観賞を目当てに、散策する方もいらっしゃいます。

Info

 

のりくら高原観光案内所コース説明、遊歩道の状況など)

乗鞍自然保護センター自然関連について)

説明

見どころ

「コメツガ」や「シラビソ」が生い茂る林床では、僅かな木漏れ日でも生育できるササやシダ類が見られます。自然の倒木が生み出す空間によって若木が育つ「倒木更新」などの現象も観察できます。
県道への出口付近には、「シナノキ」の巨木が森の主のような貫禄ある姿で鎮座しています。神秘的な森の空間からパワーを貰えるかも・・・。

足元には、雪融け後から「ゴゼンタチバナ」「マイヅルソウ」などの花が咲きますので、途中のベンチで休憩しながら、ゆっくりとした時間を過ごしましょう。

歩き方のポイント

休暇村より牛留池を周回する木道を歩き「原生林の小径」へ。清々しい森を歩くと、20分ほどで県道に出ます。県道を右手に進み、休暇村へ戻ると1時間弱の散策になります。
県道を渡り更に上に続く道を進めば、「東大ヒュッテ」や「子リスの径」「三本滝」へと続くトレッキングコースになります。
積雪期にはスノーシューなどで歩く体験も魅力的です。
4〜5月の春先には、残雪による踏み抜き・転倒・捻挫などにご注意ください。
※原生林の小径には、樹の幹に番号札が掲示されています。1〜40番の札を目安に歩けば、迷うこともないでしょう。

  • 観光期間 一年を通じて通行可能。
    但し、積雪期はスノーシューなどの装備が必要となる場合もあります。
  • 最寄りのバス停 休暇村バス停より徒歩
  • マイカーでの移動 観光センターよりエコーラインを約10分走ると休暇村があり、向い側の駐車場が利用可能。
  • 駐車場 55台(無料)

追加情報

エリア

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所要時間(歩き方等により前後します)

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お天気

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