中部山岳国立公園南部地域の最南端にある乗鞍岳は、 標高3,026メートルの剣ヶ峰を最高峰とし 長野県・岐阜県の両県にまたがる霊峰として多くの人々に親しまれています。
乗鞍岳へは、長野県側の「乗鞍エコーライン」と 岐阜県側の「乗鞍スカイライン」の2つのマイカー規制道路が通じており、 “バスで走れる標高が日本一”の道路として 手軽に標高2,500m超の山岳景観や自然を楽しめます。
この2つの道路は乗鞍岳の山頂付近で繋がり、両県側に双方向で通り抜ける ことで異なった乗鞍岳の景観や麓地域の観光を楽しめますが、 このことはあまり知られていません。
この度、中部山岳国立公園南部地域の利用推進に向け、 2020年の豪雨で通行止めとなっていた乗鞍スカイラインの復旧を契機に、 より魅力的な周遊観光を満喫して頂きたいとの地域の想いから、 乗鞍岳を一気通貫する利用推進の取組を進めています。
